レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 額面通り~非常に高い |
額面 | 2円~500円 |
発行年度 | 1948年 |
1948年10月から1949年の11月にかけて発行された13種類の切手で、戦後の復興の中において発行された、日本を支えた重要な産業に従事する労働者の姿が描かれた切手です。
戦後間もない発行であるために、戦前と比べると質は多少落ちてしまっていますが、切手のデザインの豊かさや統一によるまとまりがある点にかなりの高評価が得られた普通切手シリーズです。
その中の多くは100円程度の買取価格となります。ただ「製鋼(電気炉)100円」は10,000円~20,000円のプレミア切手です。
それよりも高値がつくもう一つの切手が「SL製造(機関車製造)」です。500円切手と日本で過去発行された切手のなかで最も高いものとなっています。
日本切手カタログの評価額は85,000円にも上ります。「SL製造(機関車製造)」の買取価格は20,000~35,000円程度で大変に高価であることが分かります。
また、「SL製造(機関車製造)」は使用状況により価値の差が極端に開いており、未使用であれば前述のように高値ですが、使用済みの評価額は650円というように大幅に下がった額です。
けれども額面の500円以上で買取されることとなるので、プレミア切手とはいえることでしょう。
そもそもこの産業図案切手は収集家のかたにはとても大切にされているシリーズなので、予想以上の高い買取価格になることでしょう。
さて、この産業図案切手においては、透かし有と透かし無の切手があります。
なぜかというと、当初は偽造防止のために透かし有の用紙を使っていたものの、その後は偽造を心配する必要が無くなったため、透かし有の切手の在庫が無くなり次第、透かし無の切手に随時切り替えられていったからです。
この事情により、透かし無の切手の発行日はありません。
『産業図案切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
普通切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。