鳥切手
レア度☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
額面12銭 15銭 45銭
発行年度1875年

日本の歴史ある切手の内の一つとされる、鳥切手。

鳥をデザインした切手というのは、私たちにとっても馴染みのあるものですよね。そこで今回は、鳥切手についてご紹介していきたいと思います。

鳥切手は、1875年1月1日に発行された日本で4番目の切手です。1875年は明治8年ですので、この鳥切手は明治時代のプレミア切手となります。

デザインを見ると、中央に鳥が描かれており、その鳥を囲むように切手の値段が書かれています。

鳥切手よりも前の切手を見てみると、値段を全面に出しているようなものもあるのですが、この鳥切手は鳥を中心としたデザインになっています。

普通切手なのですが、国際郵便用として発行され、それに合わせて額面が決められています。

額面は12銭、15銭、45銭になります。図案は12銭は「かり」、15銭は「せきれい」、45銭は「たか」が描かれています。

そして支払い手続きのミスを防ぐため、下部にそれぞれイ・ロ・ハのカナ表記が振り分けられています。このカナ表記によっても価値が変わるため、鳥切手の価値は差が大きくなっています。

買取価格は美品で10,000円前後になります。そして高い種類としては45銭ハが30,000円、12銭ハが10万円以上の価値になります。

12銭イ、15銭イ、15銭ハなどは美品で10,000円近くとなり、消印の状態によっては価値が低くなります。

これまでは手彫りの原版から切手を製造していましたが、次の小判切手からは印刷機で製造されることになります。手彫りから作られた切手はこの鳥切手は最後となります。

古い切手なので保管には価値が下がらないよう注意が必要になります。手で直接触れずにピンセットで扱ったり、切手アルバムの保管がおすすめです。

『鳥切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

普通切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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