レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
額面 | 5円 |
発行年度 | 昭和36年 |
1月1日の朝、年賀状が届くとワクワクしませんか?年賀状の起源は古く、なんと1899年には、配達サービスが始まっていました。
100年以上も続いている年賀状は、その過程で様々な歴史を、垣間見ることが出来ます。
一番の大きな歴史は、年賀切手が発行されるようになったことです。年賀状を送り合うことが、世間一般的に広まると、どうしても普通の配達方法では、郵便局に負担がかかってしまいます。
そこで、年賀切手を発行して、普通の郵便物と区別するようになりました。
そんな年賀状切手の内の一つに、赤べこがあります。その名の通り、赤べこがデザインされている切手で、1961年に発行されました。色鮮やかに描かれているので、よく映えたことでしょう。
赤べこは福島県の会津地方に伝わる玩具です。「べこ」は東北では牛のことを言います。
発端は、戦国時代の武将である蒲生氏郷が1590年に領地である会津に入ったとき、京都の職人の手助けで牛の玩具を作ったことがきっかけだそうです。
旅行などのお土産として人気の赤べこには、実は深い意味が込められています。
その昔、会津で天然痘という病気が流行った時、この赤べこを持っていれば、病気にかからないという言い伝えが残っていたそうです。
赤べこの赤は魔除け、描かれている丸い模様は痘の意味が込められていますので、当時の人がいかに天然痘を恐れていたのか、知ることが出来ます。赤べこは、人々の心のよりどころでした。
また下に描かれているのは金べこです。砂金がよく採れる東北では牛が金の運搬をしていました。そのため金の牛はとても縁起がいいのです。
そんな赤べこ切手ですが、額面は5円です。5円=ご縁の意味がありますから、年賀状には最適ですよね。現在だと100円前後で買い取られることが多いです。
額面から比べると、かなり価値がつくのですが、それでも他の切手に比べると額は少ないように感じます。
出来るだけよい値段で買い取ってもらうには、切手の扱い方に気をつけましょう。
折り曲げたりしない、手の脂が付かないように手袋を使用する、簡単なことではありますが、これだけでも切手の状態はかなり変わってきます。
『赤べこ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
年賀切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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