レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2004年 |
「イサム・ノグチ」は、平成16年に第2次文化人切手として発行されました。
図柄は、代表的な作品「真夜中の太陽」と「あかり」を背景に、肖像写真がデザインされたもの。日本とアメリカを舞台に活躍した世界的なアーティストです。
ノグチ(1904年~1988年)は、日本人の父とアメリカ人の母の間に生まれ、幼い頃から両国の文化や感性が育まれました。
ロサンゼルスで彫刻を学び、22歳の時に展覧会で見たコンスタンチン・ブランクーシの作品に衝撃を受け、パリに渡ってブランクーシの助手として抽象彫刻を学びます。
その後、アジアやーロッパを旅行中に、さまざまなジャンルの人々に触れ、彫刻だけでなく幅広い分野で活躍します。石の彫刻家、庭園デザイン、インテリア、舞台美術などマルチな才能が発揮されます。
日本でよく知られているのは、「あかりシリーズ」ではないでしょうか。
1950年代に、岐阜の伝統提灯から依頼され、和紙のランプシェード「あかり」を発案、これが大ヒット商品となりました。今も200種類以上のあかりシリーズが、国内だけでなく海外でも大人気です。
このほか、制作の本拠地として選んだ香川県庵治で、アメリカとの間を20年以上も行き来しながら、自己と対峙するように数々の石の彫刻に取り組んでいます。
作品は、イサム・ノグチ庭園美術館に展示されています。
代表作は、広島の「平和大橋」パリの「ユネスコ本部の庭園」「デトロイトの公園「フィリップ・ハート・プラザ」など多数。
1987年に全米芸術栄誉賞、1988年に日本の勲三等瑞宝章。
2004年にアメリカで「イサム・ノグチ記念切手」が発行されており、作品のあかり、彫刻、インテリア、などがデザインされたモノクロ切手シートがユニークです。
切手は、額面80円。中古市場で単片150円位です。
『イサム・ノグチ 切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
文化人切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
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