【梅謙次郎切手】の買取価格、相場と詳細について

1952年に発売された文化人切手は、法政大学を設立したことでも知られる梅謙次郎がデザインとして選ばれました。

買取価格は100円程度になります。シートであれば1枚当たりの価格がアップします。

梅謙次郎は、特に法学を中心に据えて活動していた人物で、数々の華々しい経歴を持っています。

島根県にある医者の息子として生まれた梅は、小さい頃から勉強が非常に得意でした。

その時はまだ藩があった頃なのですが、わずか12歳ながらにして当時藩を治めていたトップの人物に日本の外交史について教えたことがあるそうです。

その後東京外国語大学に進学し、入学から卒業まで一貫して首席の座を締め続けました。

もともと体が弱かったこともあり、卒業試験を受けることが出来なかったにもかかわらず首席で卒業することになります。まさに秀才中の秀才なんですね。

こんな面白い秀才エピソードもあります。梅は約1週間でフランス語で書かれた教科書、そのページ数はなんと300ページにも及ぶのですが、それを一言一句漏らさず暗記したそうです。

頭の良さが高く評価され、大学卒業後は国から「ぜひ留学に行って様々なことを吸収してきてくれ」と、フランスに留学させられることになります。自分の意思ではないのがすごいですよね。

遠く離れた異国の地に行ってもその才能を発揮します。なんと飛び級で大学院まで進学し、またまた首席になりました。

その時書き上げた論文は、フランスやドイツでも世間に公開され現に今でも法律辞典に掲載されています。

法律分野で活躍した梅は、民法を作った一人でもあります。

民法作りに関わった人は梅を含め3人いるのですが、その内2人が欠けても梅が居れば作り上げられる、逆に梅がいなければこれほどまでの民法は出来上がらなかったと言われています。

まさに近代日本を作り上げた人です。

『梅謙次郎切手』を損せず高額買取してもらう方法とは？

文化人切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。