レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 62円 |
発行年度 | 1992年 |
1992年に発行された関孝和切手は、文化人切手の第2次シリーズの、記念すべき第1回目として発売されました。買取価格は美品で額面程度になります。
第2次シリーズに至るまで、約15年もの空白期間があったので、人々の関心や興味もより高いものとなっています。
関孝和(せきたかかず)は、江戸時代に活躍した数学者です。高度な数学技術を持っていた関ですが、誰かに教わったわけではなく、自分で全部勉強して技術を得ました。
独学での勉強はかなり大変だと思いますが、努力家で勉強熱心な人物だったのですね。
大人になると、徳川家光の息子が治める藩に仕え、得意の算数技術を生かし、主に財務を担当していました。
この時はまだ山梨にいたのですが、後に将軍となる家宣に仕えた際には、山梨と江戸を行き来して仕事をする、多忙な生活を送ることになります。
関がこれほどまでに有名になった理由はいくつかありますが、その内の一つが「円周率」です。
円周率は3.1415…と終わりのない数字ですが、ある程度のくぎりを付けないと、その他の計算に取り入れることが出来ないですよね。
そこで関は、小数点の下に続く数字を16個も正確に求めてみせました。これは世界を見ても特に早く、関の能力の高さを理解することが出来ます。
また、代数と呼ばれるものも発明しました。その当時、数学というと数字だけを用いて計算することと思われていたのですが、関はそこに「文字」を入れます。
現在、中学・高校の数学の授業では当たり前に使われていますが、関が発明しなければ、現在では使われていなかったかもしれませんね。
代数の発明で賞賛されるべき点は、もう一つあります。
それは、紙に書いて計算する「筆算」です。これも私達にとっては当たり前ですが、関の偉大な業績のおかげで使うことが出来ているんです。
『関孝和 切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
文化人切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
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