レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
額面 | – |
発行年度 | 1942年 |
矢野切手は、1942年の第二次世界大戦中に現在のミャンマーで臨時発行された切手です。
海外で日本の切手が発行されるのはとても珍しく、今でも語り継がれている切手となっています。
絵柄には「矢野」という苗字の認め印が柄となっていて、通常の紙片に個人の認印が押されている珍しい切手です。
ちなみに、この切手はビルマ郵政再建委員長であった矢野静雄による押印が大元となっている事で有名です。
ただ、切手を発行するに関してあまり整っていない環境で作成された切手である為、サイズが少々不揃いなのもある意味特徴の一つと言えます。
ちなみに、軍事切手とは軍隊の中で郵便をやり取りする際に使われる切手の事で、矢野切手も軍事切手として発行当時は大きな活躍をしました。
ネットオークションでは、田型の状態で20,000円ほどで取引されています。これは、新品未使用品での話なので、一度使用してしまうと価値は当然下がります。
しかし、状態がそこまで良くなくても買取業者に売却すると5,000~10,000円ほどの値段で買い取ってもらえる事が多いです。
ですから、仮に矢野切手を所有していて確実に売り切りたい場合は、まずは複数の中古買取業者にネット査定をしてもらうと良いでしょう。破れや極端なシミ、汚れなどがなければそれなりの値段がつくはずです。
また、一般的な切手でなく軍事切手なので、価値は普通の切手に比べてとても高いです。
その上に印鑑を押しただけというある意味個性的なデザインがとてもインパクトが強く、切手コレクターの間でも非常に人気が高いです。
ただ、矢野切手は、前述した通り印鑑を押しただけのデザインで白い部分が多いので、すぐに黄ばんだり汚れたりしてしまうので保管時には要注意です。
また、か細い線での印鑑が押された商品ですので、赤い印鑑のインクの剥げにも慎重になる事が必要となってきます。とにかく、希少価値が高い切手ですので、持っていても売ってしまってもそれなりに価値があります。
冒頭でも述べましたが日本に所有権のある切手が海外で発行されるという事は大変珍しいです。
また、当時の郵政局の職員の個人の認め印が絵柄になっているというのも今までにない新しいパターンではないでしょうか。
また、切手の台紙も、ミャンマーの刑務所内の印刷工場にあった品を使用していて、その台紙も元々はイギリス製であったようです。
ただ、とてもシンプルなデザインの切手なせいか、偽造品も多く出回るので要注意です。本物である上にシートの状態だったりすると価値はとても高くなります。
『矢野切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,買取実績の豊富な業者に依頼する
軍事切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。
もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。
軍事切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。
2,査定なら2社以上がおすすめ
買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。
もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。
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