レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
額面 | 4銭 20銭 |
発行年度 | 1940年 |
この切手の発行された年と日付は、1940年(昭和15年)11月10日です。
発行されたのは4銭と20銭になります。初代天皇の神武天皇即位を祝って記念切手が発売されました。
西暦1940年は皇紀(初代天皇である神武天皇が即位した年を元年とする)二千六百年に当る年とされ、2月11日が初代天皇即位の日(紀元節)と言うことから、記念行事(紀元2600年式典)が行われ、それと共に紀元2600年記念切手が発売されました。
この日に発行された切手を第一次切手と言います。その後で発行された記念切手が二次切手と言われています。
一次は記念行事と共に発行されましたが、その後額面を追加のため二次切手が発行されたのです。
切手のデザインに使われた図柄は、4銭は高千穂の山が緑色で描かれ、20銭は橿原神宮が青色で描かれています。
現在の相場価格は4銭が60円程度ですが、20銭は500円も期待できます。
4銭のデザインには霧の掛かった高千穂の山々が使われ、20銭のデザインには橿原神宮の本殿が使われています。
高千穂の山はニニギノミコトが降臨した地とされ、アマテラスの天岩戸がある場所とも言われています。日本神話の神々です。神々の降り立った地であり、この地は日本開闢の地とも言えます。
橿原神宮のある場所は神武天皇が即位した地とされています。橿原神宮は明治時代に入り再整備をされました。
それまでは何と田畑でした。というのも当時遷都が行われた場合それまでの地は、更地にすることが、普通だったからです。
橿原神宮の再整備が始まった時、500日余りをかけ、延べ121万4,000人が勤労奉仕として参加しました。今では、この場所に100年余り前には、何もなかったのが信じられないくらいの神宮があります。
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