屏風絵 正月風俗図屏風(遊楽図)切手
レア度
買取価格額面通り
額面90円 110円 130円
発行年度1995年

「屏風絵 正月風俗図屏風(遊楽図)」は、平成7年の国際文通週間で発行されました。

「正月風俗図屏風 貝合わせ」90円、「月次風俗図屏風 羽根つき」110円、「松浦屏風 かるた」130円の3種です。

平安~江戸時代のお正月の遊びが描かれている屏風図の一部が取り上げられています。

「貝合わせ」の図柄は、4人の若者のうち1人は詞を読み、残りの3人が座敷に広げられた貝を探しているところ。後ろには、貝を入れる立派な八角形の箱が置いてあります。

「羽根つき」は、平安時代の公家や庶民の月毎の遊びや行事が描かれた8曲の屏風です。切手では、3人の若者が羽子板を持っている場面だけですが、左側には相手の女性たちもいて20人位が屋敷の中庭で楽しそうに遊んでいます。

他にも、花見や馬追いなど貴族の優雅な日常や、庶民の働く姿も活き活きしています。室町時代の作で重要文化財。東京国立博物館蔵。

「松浦屏風 かるた」は、江戸初期の「婦女遊楽図屏風」のことで、遊里で繰り広げられる歌舞音曲や客の遊ぶようすが賑やかに描かれています。

切手の場面は、若者と女性が金屏風を背景にかるた遊びをしているところ。「寛文美人」という当時流行の派手な髪型や着物を着ています。国宝。

この年の切手は、国宝の屏風図をはじめ、室町時代と江戸初期の庶民の遊楽を集めたとても豪華な取り合わせですね。

それぞれ異なった屏風図から、時代を越えて遊びも受け継がれていて興味深いシーンです。切手ならではの、気の利いたコレクションですね。

各1000万枚発行。買取価格は額面程度になります。

『屏風絵 正月風俗図屏風(遊楽図)切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

国際文通週間切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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