レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 82円 |
発行年度 | 2015年 |
地方自治法施行60周年記念シリーズ 大阪府は、2015年10月に発売されました。大阪らしい各々の風景がデザインされており、とても活気溢れる切手となっています。
一番目のデザインである大阪城は、1583年の安土桃山時代に建てられたお城です。
都として栄えていた京都から比較的近い土地ということもあり、歴代の城主は徳川一門や豊臣一門など、豪華な顔触れです。
姫路城、名古屋城に次いで人気のあるお城で、日本のみならず海外からの観光客も毎年多く訪れています。
歴代の城主でも述べた通り、豊臣一門はこの大阪城を拠点として政治を行っていました。
しかし、1615年に起こった大阪夏の陣で豊臣家は江戸幕府に敗北。皮肉にも、栄華を極めたこの大阪城という場所で滅亡することになってしまったんですね。
ですので大阪城は日本統一を可能にした豊臣家の歴史を物語る、非常に重要なお城なのです。
富田林寺内町は江戸時代の町並みがそのまま残っている、日本でも数少ない町です。切手にも情緒溢れる町並みが写っています。
この町が出来たのは、戦国時代も終わりに近づいた1560年。大阪府にある寺内町ということで、薄々お気づきになる方もいらっしゃると思いますが、本願寺ととても深い関わりにある町なんです。
宗教においても重要な役割を果たしていた本願寺に属していた人物が計画的にこの町を作り、宗教都市として発展させていきました。
富田林寺内町は、本願寺と密接な繋がりがあるので、信長と本願寺が対立した石山合戦の時にはつい本願寺の肩を持ったと思いがちですよね。
しかし実は、本願寺には味方せず、町の平穏を守ったそうです。計画的に作られた町にとどまらず、そこに住んでいる人たちがきちんと自立して生活していた証でもあります。
その他、切手図案には大阪城とともに日本を代表する伝統芸能「人形浄瑠璃」の文楽が採用されています。
他の切手図案は大正15年に建てられた都道府県庁舎として最古の大阪府庁本館、1970年に開催された日本万国博覧会会場の際に岡本太郎氏がデザインした太陽の塔が描かれています。
また先程説明した重要伝統的建造物群保存地区に選定されている富田林寺内町、最後は泉州地域の特産である泉州水なすが描かれています。
切手の買取価格は5面シートで400円前後になります。
買取相場は額面程度となっていて、汚れたりしていなければ大きく査定額が下がることはなさそうです。
『地方自治法施行60周年記念シリーズ 大阪府切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
地方自治体シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
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