レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2011年 |
2011年に発行された地方自治法施行60周年記念シリーズ熊本県切手です。刷られた枚数は800万枚で、シートの枚数は160万枚です。
シート背景には外輪山と米塚が採用されています。芝生が茂る外輪山からは、草の香りがほのかに香ると錯覚するほど青々としています。
前者は北から南にかけておよそ25キロメートル、東から西にかけて18キロメートル、周径がおよそ100キロメートルの世界でも屈指のカルデラを囲っている山です。
米塚は高さ約1,000メートル弱の火山です。鉢のようなディティールで山頂がまるですり鉢みたいになっています。このくぼみは火山が噴火したときに出来たと言われています。
1番上の切手図案は阿蘇になります。正確には草千里ヶ浜から見える中岳が意匠となっています。
草千里ヶ浜は放牧地として名を馳せており、天気が良い日に見る高さ約1,100メートルの風景では西に広がる阿蘇の火山を一望することが可能です。
中岳は阿蘇の中でも代表格となっている山です。県のシンボル的存在となっており、県民に愛されています。
2段目の左側には熊本城になります。この城は1607年(慶長11年)に加藤清正が指揮を取って建てました。
1度天守閣は焼け落ちてしまいますが、本丸御殿は再建されており、今なお復元が進んでいます。
右側には鞠智城があります。白村江の戦いで食料や武器の備蓄のために用いられていました。
3段目の左側にはうたせ舟になります。真っ白い帆はまるで風が吹いたときにたなびくスカートのようだと形容されます。
その右側には雲仙天草国立公園と天草五橋があります。前者は特徴的な海岸の景観を望むことが可能で、熱帯魚などが見られます。
後者は宇土半島~天草上島をつなぐ5つある橋のことを指しています。
切手の買取価格は5面シートで400円前後になります。
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地方自治体シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
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