レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2008年 |
「地方自治法施行60周年記念シリーズ 京都府切手」が発行されたのは2008年の10月27日です。刷られた枚数は1,500万枚(300万シート)となっています。
切手の図柄は森田基治さんが担いました。
シートには大文字で有名な五山の送り火と東寺五重塔が描かれています。前者は毎年8月16日に行われる伝統的な行事です。
この催し物がいつ始まったかはいろいろな説がありますが、現時点で定かになっていません。そして、「大」という文字を焼く理由もさまざまあって、それも依然定かになっていません。
後者は日本で1番高いと言われている五重塔です。4度も焼き落ちましたが、そのたびに再建築されました。
現在の五重塔は徳川家光が主導権を握り、建ったと言われています。
切手を見ていきましょう。1番上には国宝「源氏物語絵巻」宿木 三(部分)が見受けられます。
秋の日が暮れようとしているときに、久方ぶりに中君がいるところまで来た匂宮(におうみや)が、琵琶を弾いている様子が刷られています。
2段目の左側には、しだれ桜が刷られています。この花は県花とされており、枝が柔く竹のようにしなるので、桜の花の重さで垂れることからこの名前がついています。
その右隣りにはかやぶきの里が見受けられます。この県のとある町に存在するかやぶき屋根の家が立ち並んでいる地域を意匠としています。
3段目の右隣には、和束茶畑、海住山寺五重塔が見受けられます。
古来から盛んにこの茶畑では栽培が行われていて、この地域で名産のお茶は日本三大茶の1つとして名高いです。栽培が鎌倉時代から始まり、室町時代になると、有力な武将の手によって茶園が造られました。
その右隣りには、天橋立が見受けられます。日本三景として有名なこの景観には、2013年に170万人以上の人が来訪に来ました。昨今ではその景観が損なわれつつあり、それを阻止するために流れ出る土砂を堆砂堤によって食い止めています。
切手の買取価格は5面シートで400円前後になります。
額面程度の価値になりますが、他の切手と一緒に査定をすると価値が高くなることがあります。
『地方自治法施行60周年記念シリーズ 京都府切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
地方自治体シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
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