レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 50円 |
発行年度 | 1976年 |
イトヨ切手は自然保護シリーズ切手として発売されました。1976年(昭和51年)9月16日に発行、額面50円、1シート(縦4枚×横5枚)20枚、発行枚数2,900万枚で発行されました。
このイトヨ切手の図柄はイトヨが2匹泳いでいるシーンを描いた切手になります。
切手を見れば1匹、赤い部分があるイトヨがいます。これはオスです。
オスは繁殖期に下半分が赤くなるので、オスとメスの判断がしやすい魚類の1種といえます。オスの赤が鮮やかなカラーで描かれたイトヨが印象に残ります。
イトヨは自然保護シリーズ切手として取り上げられたことからもわかる通り、保護しなければならない絶滅危惧種となります。
イトヨは淡水魚ではありますが、海へ出る個体群もいます。日本での主な生息域は本州関東以北と北海道になっていますが、本州西端の離れた地域に生息する個体群も居ります。
太平洋型、日本海型に分かれていて、海に出るものもあれば川に残るのも居り、同じイトヨでも少しずつ性質が異なるのです。
鮭のように海に成長するために出ていく個体群は、産卵期に元の川に戻ってきます。川に残る個体群は湧き水の近くに多く生息しています。
生息域ごとに少しずつイトヨの性質は異なっていますので、生息域ごとに保護しなければなりません。
生息域によっては絶滅してしまったイトヨの個体群がいます。淡水魚は、やはり人の影響を受けやすく環境の変化に耐えられない種が多くいるためです。
現在はイトヨの保護活動が行われて、河川の整備を行い稚魚の放流を行えるようになってきました。
今後は鮭の放流のように大規模な保護活動が行われていくでしょう。
切手の買取価格は20面シートで1,000円前後になります。
額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。
『イトヨ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
自然保護シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
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