コウシンソウ切手
レア度
買取価格額面通り
額面50円
発行年度1978年

コウシンソウ切手は自然保護シリーズ切手として、1978年(昭和52年)、6月8日に発売されました。

1シート(縦5枚×横4枚)20枚、額面50円、3,000万枚の発行です。

コウシンソウは薄い紫色の花が下に垂れた高さが5cm位の花です。この花が切手に大きく描かれています。

自然保護シリーズ切手は全20種ありますが、その中で植物を取り上げたものはこの切手を含めて3種のみとなっています。それだけ植物としても貴重な種でもあると言えます。

コウシンソウは日本固有種となります。1890年に発見されました。

可愛らしい花を付けますが、実は食虫植物です。1921年3月には天然記念物、その31年後には特別天然記念物となりました。

天然記念物なので当然栽培は許可されていません。自生地は保護されているので、採集もできません。もともと高山に自生している植物なので栽培も難しいです。

どうしてもコウシンソウを見てみたい方向けにツアーも組まれています。このツアーに参加してコウシンソウを見学することが出来ます。

満開のコウシンソウは見ごたえがあります。ただし高原への登山となりますので、それなりの準備を行うことが重要です。

また、繰り返しますが採集は認められていませんので注意して下さい。

コウシンソウに興味を持たれた方で育ててみたい方は、近隣種である北米原産の「プリムリフローラ」等がおすすめです。

夏場の高温に気を付ける必要がありますが、多年性ですので数年楽しむことが出来ます。

前述の北米原産やメキシコ原産の近隣種の方が市場に出回っていますので、こちらの栽培を試してみて下さい。

北米原産やメキシコ原産の方が育てやすく、手に入れやすいです。

切手の買取価格は20面シートで1,000円前後になります。

切手は額面程度の価値ですが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。

『コウシンソウ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

自然保護シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。