ニホンカワウソ切手
レア度
買取価格額面通り
額面20円
発行年度1974年

ニホンカワウソ切手は自然保護切手シリーズとして発行された切手です。

1974年(昭和49年)6月25日発行、発行枚数は4,000万枚、額面20円、1シート(縦4枚×横5枚)20枚の切手です。

買取価格は20面シートで400円前後になります。

この切手は通常の切手(縦向き)と違い、横向きになります。図柄はニホンカワウソと、生息環境である風景が描かれた切手になります。切手のふちには緑のラインがあります。

自然保護シリーズ切手は全20種類あります。発行期間は1974年(昭和49年)~1978年(昭和53年)までです。

自然保護シリーズ切手全般に言えることですが、買取に出すにはほとんど額面通りの価値しかありませんが、購入するには手ごろな価格と言えます。

ニホンカワウソはその名の通り日本固有のカワウソです。しかしながら2012年(平成24年)絶滅が宣言されました。

カワウソはヨーロッパ、アジアに広く生息していますが、日本固有種の絶滅は残念なところです。

1964年(昭和39年)に日本初の天然記念物として、1965年(昭和40年)に特別天然記念物とされましたが、時は、すでに遅かったようです。

明治時代までは日本全国に生息していました。1928年(昭和3年)には狩猟禁止になりましたが、その後も乱獲され絶滅しました。

毛皮が良質なものとして珍重されたことが理由にあります。害獣とみなされたことも大きかったようです。川の水質悪化、護岸工事も理由の1つと言われています。

2017年(平成29年)にカワウソの姿が確認され、ニホンカワウソの生存が期待されましたが、ユーラシアカワウソと判断されました。

大陸から渡ってきたと思われますが、このまま生息していけることができれば、また日本全国でもカワウソが見られる日が来るのかもしれません。

『ニホンカワウソ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

自然保護シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。