【第2回国民体育大会切手】の買取価格、相場と詳細について

「第2回国民体育大会」は、昭和22年に石川県で開催されたのを記念して発行されたものです。

連刷田型4枚つづりで、ハードル、飛び込み、円盤投げ、バレーボールがデザインされています。

図柄は、2人の選手がほぼ同時にハードルを越えようとしているところです。飛び込みは、両手を開いて前飛びの型がきれいに決まっています。

円盤投げは、回転力を付けて投げようとしているところ。バレーボールは、ネットからボールを押し込もうとする選手と前衛は3人ががりでそれを阻止しようと必死でジャンブしています。

第1回国体は京都で開催されましたが、金沢も空襲の被害を受けてないことから、建物や施設が残っていて会場に立候補したものです。火焔の国体マークが採用され、「若い力」も歌われました。

この時の競技の種類は、水泳、ヨット、陸上、サッカー、テニス、ボクシング、バレーボール、体操、バスケットボール、卓球、相撲、野球など約25種目で競われました。

水泳は松任プール、バレーボールは金沢女専コート、相撲は七尾市愛宕山相撲場、野球は兼六園野球場など、地元の人には懐かしい場所の名前が挙がっています。

特に相撲は、石川県は横綱の輪島、大関の出島、現役では遠藤、輝などを排出しており、毎年・全国学生相撲大会が開催されるなど、今でも盛んな土地柄です。

第1回国体の切手は発行されておらず、第2回石川県大会の切手が、初のスポーツ切手、初の国体記念切手としてとても貴重です。時代もかなりさかのぼるため、もしあれば大変レアな切手となります。

額面1.2円。買取価格は美品の田型連刷で2,000円～3,000円になります。ちなみに、田型4枚つづりは3回国体、4回国体、5回国体までです。

『第2回国民体育大会切手』を損せず高額買取してもらう方法とは？

国民体育大会切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。