舟橋蒔絵硯箱切手
レア度
買取価格額面通り
額面100円
発行年度1978年

舟橋蒔絵硯箱切手が第2次国宝シリーズ切手として、1978年1月26日に発行されました。1,600万枚になります。

舟橋蒔絵硯箱は、江戸時代初期の本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)の作品です。

本阿弥光悦は書画や工芸に才能を発揮した中世の人物です。琳派と言う工芸師達の祖となった芸術家です。

硯箱の種類としては、様々な形があるのですが、その中でも舟橋蒔絵硯箱は変わった形をした硯箱となります。

舟橋蒔絵硯箱は、蓋が盛り上がった山型の形状になっており、金粉を使った金地に鉛板を用いた大胆な造りが特徴です。

また散らし書きにした文字も非常にユニークです。『後撰和歌集』源等の歌「東路の佐野の舟橋かけてのみ思い渡るを知る人ぞなき」の文字がそれぞれ分割されて配置されています。

「舟橋」の文字は無いのですが、それは見た目のデザインから読み取ることで歌が完成するようになっています。

現在は東京国立博物館に収蔵されている国宝となっています。

1957年6月18日に重要指定文化財とされ、1967年6月15日には国宝とされました。

切手の買取価格は1枚数十円、10面シートは1,000円程度となります。

買取業者では額面程度の査定となっているので、なるべく多くの切手と一緒に査定に出すことをおすすめします。

『舟橋蒔絵硯箱切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

国宝シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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