レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2002年 |
「賀茂競馬図ペア」は、平成14年の切手趣味週間に発行されました。加茂競馬(かもくらべうま)と読みます。
切手の図柄は、上賀茂神社に伝わる賀茂競馬を描いた屏風図の一部分です。
左側は、立派な黒馬に乗り、舞楽装束をつけた騎手が疾走していきます。右側は、白馬に乗って観覧席の前を勇壮に駆け抜けている場面です。
切手では見えませんが、屏風図では公家が見物していたり、野点をしながら楽しむ庶民や、通りがかりの物売りなど、祭りの賑やかな様子がうかがえます。
上賀茂神社の一の鳥居の前を駆け抜ける勇壮な神事で、11世紀末に五穀豊穣を祈願するために行ったのが始まりです。
現在も変わらず、5月1 日に足ぞろえ式を行い、各馬の年齢、体調などを見て出走の組み合わせが決められます。千年以上も昔の、由緒ある競技を今も見ることができるのは京都ならではです。
上賀茂神社は、かつては奈良で勢力を誇っていた賀茂氏を祀る神社。大和朝廷の拡大によって京都へ移転し、677年に天武天皇が社殿を造営されました。
その後、下鴨神社も造営され、「上賀茂さん・下鴨さん」と京都の人々に親しまれています。
両社合同で開催される葵祭りも有名で、両神社とも古都京都の文化財として世界遺産に登録。
この切手の印刷には、新しくメタリック・マルチイメージという技法が用いられています。
金属多重模様という意味で、角度によって2種類の文字が隠されていて、面白い仕掛けになっています。
屏風図が金色の下地に描かれたものなので、その光沢もよく再現されていて、切手ファンを魅了するのではないでしょうか。
額面80円、2500万枚発行。2連連刷。
切手の買取価格は2枚セットで150円、シートは800円程度となります。
額面程度の評価になりますが、他の切手とまとめて査定をすると価値が高くなることがあります。
『賀茂競馬図ペア切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
切手趣味週間は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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