レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 80円 |
発行年度 | 2005年 |
2005年に発売された大鶏雌雄図は、2匹の鶏が描かれた切手です。
絵の作者は、江戸時代に活躍した伊藤若冲(じゃくちゅう)で、首都である江戸とは遠く離れた京都を拠点にして活動していました。
もともとは流通業者として働いていたのですが、40歳頃から絵を書き始めるようになります。
画家としては、かなり遅いスタートでした。しかし、そんなブランクも感じさせないほどの絵の才能を示し、その名は瞬く間に京中に知られるようになります。
若冲の性格は、色んな意味でとても質素なものでした。
酒やタバコは一切せず、かと言って何かストレスを発散させるような習い事をしていたわけでもない、さらには生涯において一度も結婚はせず、仕事に身を費やしているのかと思いきや、仕事もなあなあだったそうです。
何事においても、無頓着な人であったのでしょうか。
その性格は、絵にも顕著に表れています。実際に見ることが出来る現実の風景と、想像の世界とを組み合わせた独特の世界観は、見る人の心を一瞬にして惹きつけます。
何事にも無頓着=どんな世界があってもおかしくないという、心の広さの表れにも感じますね。
若冲は、売茶翁(ばいさおう)と呼ばれる人物を尊敬していました。売茶翁は、特に鶏の絵を得意としていたので、若冲も自然と鶏をモチーフとした絵を描く機会が増えたようです。
切手のデザインとなっている大鶏雌雄図は、真っ黒な鶏と、赤いトサカが特徴的な色鮮やかな鶏が描かれています。
大鶏雌雄図の額面は80円、縦5枚×横2枚の合わせて10枚で構成されています。
買取価格は、1シート800円と、他の切手趣味週間とさほど変わりはないようです。切手1枚で売る場合は、美品なら1枚80円程度になるでしょう。
『大鶏雌雄図切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
切手趣味週間は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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