見返り美人切手
レア度☆☆
買取価格少し高い~高い
額面5円
発行年度1948年

■いつ頃出来た切手
見返り美人の切手が発行されたのは1948年です。1991年と1996年の切手趣味週間にも復刻版が発行されました。

■買取価格や相場
買取価格は美品なら1枚1,500円前後、5枚シートなら10,000円前後になります。裏糊が残る極美品はさらに高くなります。

■作者の情報
見返り美人は、菱川師宣という江戸時代の浮世絵師が描いた作品の1つです。見返り美人は初の浮世絵であり、菱川師宣は浮世絵を確立させた人物です。

見返り美人は、江戸時代当時の女性ファッションを表した浮世絵なのですが、人間の骨格上取ることが不可能なポーズであったり、上に余白を多めに空けることで、下に書いてある着物を着た女性に視線が自然と注がれるように描かれていたりと、様々な趣向を凝らすことで、1度見たら忘れない印象深い浮世絵になるように計算されています。

■その切手に関する豆知識
この見返り美人の切手には特筆すべきことがいくらかあり、見返り美人の切手は、普通の切手より大きめにつくられています。

縦が6.7センチメートル、横が3センチメートルで、普通の切手は縦が2.35センチメートル、横が1.2センチメートルあり、かなりの大きさであることが分かります。

それもそのはずで、日本にある切手の中で1番大きい切手がこの見返り美人だと言われているからです。また見返り美人の図柄が美麗であったという理由から切手愛好家の間で重宝されています。

1枚1枚でも愛好家の中では高価な値段で取引されていますが、5枚一組のセットの状態で保存されていたものは、特に高額で売買されます。

■発行部数
高額で売買されている見返り美人の切手ですが、見返り美人の切手の発行部数が少なくも多くもなく、200万部ほどでした。

しかし、切手愛好家の中ではプレミア価値が付いているのは、発行部数は少なくないが買い手がそれ以上に多かったということもあってのことでしょう。

『見返り美人切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

切手趣味週間は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。