レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 82円 |
発行年度 | 2015年 |
世界遺産シリーズ第8集 「冨岡製糸場と絹産業遺産群」は、平成27年に発行されました。
群馬県にある富岡製糸場は、産業の近代化のため官営工場として明治5年に創業します。
幕末の開港によって欧米への輸出が激増するなか、これまでのような家内工業では品質や量産も難しくなっていました。
そこで、フランスの近代的な機械とフランス人技術者ポール・ブリュナに要請して世界最大規模の富岡製糸場が完成。品質の良い生糸を送り出し、海外でも高い評価を得ます。
その後、民間に移り操業されていましたが、昭和62年には停止となりました。
130年前の製糸場や蚕の乾燥所、診療所、首長館などほとんどの施設が当時のままの残されていて、明治時代の基幹産業の歴史を知る場所として大切に保存されています。
2014年(平成26年)6月、世界遺産に登録されました。
切手は、当時の華やかな錦絵や写真が採用されています。
1.2.上州富岡製糸場之図 3.富岡製糸場工女勉強之図
(吹き抜けの明るい製糸場の中を描いた錦絵)
(全国から選ばれた士族の子女が袴姿で働く様子も)
4.富岡製糸場東置繭所 (蚕の貯蔵所)
5.富岡製糸場繰糸所 (蚕から生糸をつくる所)
6.「富岡日記」口絵 (製糸場の様子を知ることができる日記)
7.田島弥平旧宅 (近代的な養蚕農家・富岡製糸場から車で85分)
8.高山社跡 (蚕の研究者高山長五郎の生家 ・富岡製糸場から車で75分)
9.荒船風穴 (蚕種の貯蔵施設・富岡製糸場から車で100分)
10.上州富岡製糸場 (背景は長谷川竹葉画の全体の図)
切手は82円10枚つづり。1000万枚(100万シート)発行。
錦絵は、明治の初め製糸場が出来た頃の記念に描いたものでしょうか。完成したばかりの製糸場が、華やかに描かれていて見ていて楽しいですね。
切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。
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