第10集 ル・コルビュジェの建築作品切手
レア度
買取価格額面通り
額面82円
発行年度2017年

「ル・コルビュジェの建築作品」は、世界遺産シリーズ第10集として平成29年7月に発行されました。

ル・コルビュジェはフランスを代表する近代建築家で、東京上野の国立西洋美術館をはじめ、ドイツ、スイス、ヘルギー、アルゼンチン、インドにある17の建造物が平成28年に世界遺産に登録されています。

切手の写真は、国立西洋美術館本館外観、本館19世紀ホール、本館外観2階展示室、本館外観3、前庭にあるロダン「考える人」をはじめ、館内に展示されているゴッホ「ばら」、マネ「花の中の子ども」、シニャック「サントロべの港」、モネ「睡蓮」など、日本でも人気の高い印象派の絵画など10点が紹介されています。

国立西洋美術館は1959年にコルビュジェが日本で設計した唯一の建造物で、美術館らしいらせん状の階段や、1階は大勢の人が集いやすい柱だけの広い空間になっています。

コルビュジェの設計は、外観は直線的で無機質な印象ですが、内部は天窓や大きなガラス窓を用いるなど、明るく、機能的なのが特徴です。

それより以前のパリの建造物はというと、コルビュジェが生まれた年(1887年生まれ1965年没)にエッフェル塔の建設が始まり、新オベラ座の建設が進むなど、アール・ヌーボーの重厚で装飾的なものが主流でした。

そんな中で、20世紀の新時代を象徴するかのようなコルビュジェのモダンなデザインは、人々にとって斬新な印象を与えました。

美術館や教会などのビッグプロジェクトの他、集合住宅や個人の家、床面積18坪の母の家など、コンパクトで機能的な住まいも数多く手がけています。

切手は82円、1シート10枚綴りで、背景に本館外観が入っています。発行部数は、800万枚。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。

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1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

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