【海外の世界遺産シリーズ第4集切手】の買取価格、相場と詳細について

2015年3月に発行されたシリーズの第4集がこの切手になります。歴代のシリーズ同様、海外の貴重な文化や自然の遺産などが5種類描かれています。

・カナディアン・ロッキー山脈自然公園群
カナダにあるユネスコ世界遺産で、連なる山々は4,500kmにも及びます。この山脈の中でも特にカナダ国内に延びる2,200kmの連峰が、カナデイアン・ロッキーと呼ばれます。

最初の遺産登録では、山脈の一部のみが指定されましたが、その後改訂され現在では国立公園4か所、州立公園3か所も含まれる約2万3千平方キロ登録されています。

・イスタンブール歴史地域
アジアとヨーロッパの境界にある、貿易上重要な都市でした。4世紀からは東ローマ帝国の帝都であるコンスタンティノープルが、15世紀からはオスマン帝国の帝都であるコスタンティニエがありました。

アメフト1世のモスクは、内装に青色のイズニック・タイルを使用していることからブルー・モスクと呼ばれています。

・ストーンヘンジ、エーヴベリー
イギリスにある巨大な石を使って建てられた世界遺産で、一般的にはストーンヘンジが良く知られています。「エーヴベリー」は、約30キロほどストーンヘンジから離れたところにある同様の巨石遺跡群です。

誰が何の目的で建てたのかはいまだに解明されていませんが、紀元前数千年前の時代の、太陽の運行を観測する古代人の天文台であるという説が有力です。

・プラハ歴史地区
プラハはチェコにある古都の名前です。1,000年以上の歴史を持つ世界遺産でヨーロッパの「魔法の都」とも言われます。

14世紀に神聖ローマ皇帝カール4世が都市づくりに励んだことからバロック様式、ロマネスク様式、ルネッサンス様式など、様々な建築様式が観られるほど大きな発展を遂げ「黄金のプラハ」と呼ばれるほどの美しい都となりました。

・ハロン湾
ベトナムの北部に位置する「龍が降り立つ」という名称をもつハロン湾は、広大なエリアに大小3,000もの奇岩や島々が並ぶ景観が特徴的です。

この複数の島は龍が天空から舞い降りた際、口から出された宝玉が島になったといわれています。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで800円前後になります。

『海外の世界遺産シリーズ第4集切手』を損せず高額買取してもらう方法とは？

世界遺産シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。