伊勢志摩切手
レア度
買取価格額面通り~少し高い
額面5円・10円
発行年度1953年

国立公園切手は、全国の選りすぐりの国立公園を切手化したもので、コレクターの間でも大変人気が高いです。

第一次が1936年~1956年で、第二次が1962年~1974年に発行され、特筆すべきことは国立公園シリーズは実際に専門の写真家などによって撮影されたれっきとした写真が図柄に採用されていて、第一次シリーズはまさに戦前の当時の風景を垣間見ることができるわけです。

当時は切手専門の印刷所がなく外部に委託したところ、日本で初めてグラビア印刷が行われました。

発行当時はシリーズ化の予定はなかったそうですが、予想外の人気を博したためシリーズ化が決定したそうです。

特に第一次シリーズはプレミアがつきますが、やはり汚れがついていたり保存状態がよくないと高値では売れないそうです。

また、当時の印刷技術から図柄が中央から大きくずれてしまっているオフセンターの切手もあり、その場合も値段が下がってしまいます。

伊勢志摩国立公園の切手は1953年10月2日に発行されました。三重県の半島一帯を締めるこの公園は戦後初の国立公園として1946年11月20日に指定されました。

大半の国立公園は60%ほどの面積は国の所有地なのですが、伊勢志摩国立公園の場合は大変広大な土地で90%は私有地だそうです。

伊勢志摩国立公園は、三重県の半島一帯を締める広大な公園で、リアス式海岸があり、入り江がたくさんあります。南海で黒潮が流れ、温暖な地域なので南国に咲くような温暖性の海浜植物なども見ることができます。

また、海岸沿いには大西洋・太平洋・インド洋・地中海などに分布するアカウミガメも園内の海岸に上陸してくるそうで、産卵するところも確認されています。

公園内には見どころはたくさんありますが、伊勢神宮が最も有名な観光スポットかと思います。

125にもおよぶ社があり、その多くが公園敷地内にあります。

志摩半島の北側には夫婦岩というのもあり、2つの岩が海の上にそびえ立っているので、まるで夫婦が寄り添っているかのようにみえるためそのように呼ばれています。

伊勢志摩国立公園以外にも全国津々浦々にあり、有名どころでは福岡県糸島市の二見カ浦の海岸沿いにもあります。

その他にも朝熊山(あさまやま)展望台というのがあり、標高555mから志摩半島の全貌が見渡せます。

切手の買取価格は5円が50円、10円が200円前後になります。

『伊勢志摩切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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