31回リチオーネ国際切手展加刷切手
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
額面2元
発行年度1979年

1979年に発行された、額面が2元の中国切手となります。同年に発行されていた小型シートに万里の長城が加刷されることで作られた、珍しいタイプのレア切手です。

ですが加刷するだけで作れるので、偽造が簡単に行われてしまうため、偽物も多く出回ることとなっています。

買い取り査定の時などに偽物がどうかも鑑定してもらえるので、心配な方は一度問い合わせてみるといいでしょう。

デザインに用いられている、万里の長城には金色加工がなされていて、穏やかな色味のベースと重なり合って趣のある雰囲気を醸し出しています。

買い取り価格は30,000~40,000円前後と大変高い金額です。初日カバー等がある場合であれば、さらに高値で買い取りしてもらえるでしょう。

発行部数は10万枚なのでとても希少価値があることが分かります。

また、編号は「J41」及び「J41m」です。この中国切手につけられている記号の「編号」は、だいたいの発売年数の目安になります。そして、編号の数字の後ろに「m」が付けられているものに関しては、小型シートを表しています。

また、1974年以降の切手の編号には「J」と「T」があり、今回の「J」は記念切手を表します。

理由は、「記念」の中国語をローマ字で表記すると「JINIAN」となることから、頭文字の「J」が使われていることとなるのです。

「J」の後の数字は、Jの編号になってから何番目に発行された切手なのかを示しています。今回は「J41」なので41番目に発行された記念切手という意味を表しています。

さて、補足までにリチオーネとは、リッチョーネとも呼ばれ、イタリア語ではRiccioneとも表される、基礎となる自治体のことをあらわす言葉となります。

そして、発行年でもある1979年にこのイタリアのリチオーネで開催された国際切手展を記念して作られたのがこの切手なのです。

『31回リチオーネ国際切手展加刷切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手鑑定士が在籍する業者に売る

中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。

金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。

2,高く売るポイントは2社以上の査定

切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。

査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。