2002年国際観艦式記念切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2002年

2002年国際観艦式記念切手は2002年10月1日に全国で約1300万枚発行された特殊切手です。

この年には海上自衛隊の前身である海上警備隊が発足して50年という節目の年を迎えました。それにちなんで日本初となる国際観艦式が東京湾で開催されました。

それを記念して発行されたのがこの切手です。イラストには参加した2隻の護衛艦と参加国の国旗が並べられています。このイラストは技芸官の兼松史晃さんが担当しました。

日本において海上自衛隊は国防上非常に大事な機関です。日本という国が海に囲まれている島国であり、対外的なものはすべて海を経由してくるからです。

つまり、海上の安全を確保することは日本という国の安全を確保することに繋がります。海上の有事に備えて戦後に発足したのが海上自衛隊であり、メンバーの多くは日本海軍の人々だったと言われています。

観艦式は私たちにあまりなじみのない言葉ですが、もともとは軍事パレードの一つとして行われていました。

国家の祝典や、海軍に関する記念行事の際に行われるのが一般的です。もともとは自国の艦隊を観閲することによって自国の兵士の士気を高めるとともに、対外的に敵対してる国を威嚇する意味合いも含んでいました。

ただ現代においては自国のみならず他国の艦隊を招いてとり行うことが多くなっており、防衛面での交流や国際親善を目的として行われています。

この国際観艦式が行われた年にも同時に国際シンポジウムが行われ、国際親善や交流が行われました。

このように国際観艦式には防衛的な役割だけでなく、政治的、外交的な役割もあったのです。

2002年国際観艦式記念切手の相場は10枚シートで800円ほどになります。他の近年発行された特殊切手と同様、額面通りの取引になります。

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1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

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