1971年文化財保護切手
レア度
買取価格額面通り
額面4セント
発行年度1971年

1971年文化財保護は、沖縄切手として1971年に発行された切手です。

桃林寺(とうりんじ)にある仁王像がデザインとして採用されており、とても迫力ある切手となっています。

桃林寺は、石垣島に位置するお寺です。江戸時代初期の1614年に創建されており、デザインとなっている仁王像は、それから約100年後の1737年に造られました。

仁王像自体は、沖縄県に残る最も古い木造彫刻として知られており、その貴重さゆえ、有形文化財にも指定されています。

仁王像は二体あるのですが、どちらも迫力ある容貌をしており、見ているだけでその気迫に圧倒されてしまいそうです。

ですが、石垣島は日本の中でも特に台風による被害が大きい地域。仁王像が作られてから40年も経たないうちに、津波によって海へ投げ出されてしまいます。

その後、浜辺に打ち上げられているところを発見され、一旦は保管されたのですが、このままではいけないとすぐに修理されることになります。

元に戻った仁王像は、現在では立派な守護神としてしっかりと役目を果たしてくれています。

また桃林寺自体も、台風の被害を大きく受けています。

やはり自然の驚異は私達が思うよりもずっと強く、さらに木造建築であったことから、破壊・破損の被害に遭ってしまいます。

もちろん、その後にきちんと修復されるのですが、台風などの自然災害に加え、昭和に入ってからの世界大戦などの、人的な被害にも遭ってしまいます。

しかし、そのような苦難を乗り越えたからこその雰囲気というものでしょうか。

困難に遭いながらも、幾度となく立ち上がってきた桃林寺は、お寺自体に、何か力強いパワーがみなぎっているように感じます。それがまた、私達の心を魅了しているようです。

切手の買取価格は100円以下になります。

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沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

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切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

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