1970年国勢調査切手
レア度
買取価格額面通り
額面3セント
発行年度1970年

この切手はアメリカ統治下にあった琉球(現在の沖縄県)で1970年10月1日に国勢調査が実施されたことを記念して同日に琉球政府によって発行されたものです。

料額は3セント(アメリカの統治下にあったのでドル建てです)で、シート構成は縦5枚と横4枚の計20枚です。90万枚(4.5万シート)しか発行されなかったので希少価値があると言えます。

アメリカによる沖縄統治は1945年に始まり1972年に沖縄返還という形で終わりました。

統治下では公用語は日本語と英語が併用され、通貨はドルが使われました。本土との往来にもパスポートを持たなければなりませんでした。車はアメリカと同じ右側通行で、通常はハンドルが左側に付いていました。

アメリカ統治下にあった時に沖縄にはかなりの面積にわたって米軍基地が設置され、沖縄が日本に返還された後も米軍基地はほとんどそのまま残っています。

しかも米軍の航空機が墜落するなどの事故や軍人や軍属による犯罪が頻発しています。

このようなことで沖縄県民は本土に比べて米軍基地の負担が大きいことを不満に思っています。

1970年10月1日現在の国勢調査の結果ですが、沖縄県全体で945,111人でした。

最新の2015年10月1日現在の国勢調査の結果は沖縄県全体で1,433,566人です。45年間で488,455人増加したと言えます。

この切手の現在の取引価格ですが、ケネディスタンプクラブでは未使用の1シートが400円で、マルメイトでは同じく未使用の1シートが600円で販売されています。

ヤフオクでは同じく未使用の1シートに100円の値段が、オークファンではこの切手が1枚貼られて那覇東郵便局の消印が押された初日カバーに80円の値段が付きました。

『1970年国勢調査切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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