1969年UHF回線開通切手
レア度
買取価格額面通り
額面3セント
発行年度1969年

沖縄本島~先島間でUHF回線が繋がった記念として1969年7月1日に発行された3セント切手になります。

図案には巨大な角型アンテナと沖縄本島、先島諸島の地図がデザインされていて「沖縄本土・先島間UHF回線開通記念」の一文が添えられています。

ここでいう先島とは、沖縄諸島の南西部に位置している八重山列島と宮古列島の総称です。

八重山地区で人が居住している島は行政的に、石垣島は沖縄県石垣市に、そして与那国島は与那国町にそれぞれ属していて、あとの西表島などの8島はすべて竹富町に所属しています。

1969年に沖縄放送協会(OHK)が、那覇本局から遠すぎて地理的に受信が困難な地域にもUHFの回線を繋げるために中継局を設置しました。

UHF回線は、沖縄本島の南方から宮古島を経由して石垣島までを結ぶ無線の通信回線で、2,000メガヘルツ帯のUHF電波を採用しています。

700ワットの大出力送信機と大口径アンテナから電波を発信し、対流圏で散乱して微弱になってしまう電波を、相手局の同型の大口径アンテナと高感度の受信機によって受信します。

1970年4月1日、前年にUHF回線が繋がったため那覇と先島の各中継局の間に専用の中継通信回線が設置され、やっと那覇からの同時放送も綺麗な動画で中継されるようになりました。

これを宣伝する新聞広告には、「今年から音質の良いナイター中継が楽しめます」と紹介されていました。先島諸島のテレビが、初めて東京とダイレクトに放送回線で結ばれた、念願がかなった日なのです。

この切手の買取価格としては1枚数十円となっています。20枚1シートの買取価格は200円前後となります。琉球切手シリーズは根強い人気があるシリーズですので、保存状態の良い切手をお持ちの場合は大切に保管しておくことをおすすめします。

『1969年UHF回線開通切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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