レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 3セント |
発行年度 | 1964年 |
東京オリンピックが開かれた1964年に琉球で切手趣味週間に発行された切手に描かれているのはミンサー帯です。
ミンサー帯というのはミンサー織りという方法を用いられて作られた帯で、主に浴衣の帯などに使われています。
ミンサー織りはもともとアフガニスタンの織物製法だったものが中国に伝わり、そこから貿易を通じて琉球に伝わったものが琉球独自の発展をした結果生まれた製法でした。
沖縄県はこのように中国から伝わってきたものを独自の発展をさせて新しいものを作っていくという傾向があり、近い年度に作られた切手週間のモチーフとなっている三線も、この様な独自の発展の結果作られたものです。
「ミンサー」というのは「綿を使って織った幅が小さい帯」という意味があります。ミンが綿のことを指し、サーが小さい、または狭いといった意味合いを持ちます。
このことから面白い点が浮かび上がってきます。ミンサーという言葉自体に帯という意味合いが含まれていますので、ミンサー帯というのは「帯」という意味合いが被っていることになります。
ミンサー帯の特徴としてはとにかく丈夫なことで、先述した浴衣帯としての用途は、ほぼ男性用のものに使われています。
さらに帯としてもかなり高価だという特徴を持ち、1つあたり最低でも1万円を超え、高いものになると数万円の価値のあるものも見られます。
以上で説明してきましたミンサー帯の描かれた切手は1964年の7月1日に発行されました。
この切手の買取価格は30円前後になります。
『1964年切手趣味週間切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む
沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。
しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。
切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。
2,高く売る秘訣は2社以上で査定
実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。
数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。
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