1960年九州陸上競技大会切手
レア度
買取価格額面通り
額面3セント 8セント
発行年度1960年

「1960年九州陸上競技大会」は、第8回九州各県対抗陸上競技大会を記念して発行されました。

「名護湾と聖火」3¢と「ランナー」8¢の2種。11月6、7日の2日間、沖縄の名護町町営グランドで開催されています。

図柄の「名護湾と聖火」は、やんばるの森を背にした名護市を囲むようにダイナミックな名護湾と大会聖火がデザインされています。

「ランナー」は、スタートを切ろうとする5人のランナーがシルエットで画かれています。切手の買取価格は2種で100円前後になっています。

この大会には選手団200人が沖縄に来県し、県対抗リレーなどで熱戦が繰り広げられました。また、公式の場では初の日の丸が掲揚されました。

この切手に大会聖火が出てきましたが、沖縄で最も印象深い出来事のひとつに1964年オリンピック東京大会の際の、沖縄での聖火リレーがあります。

東京大会の聖火リレーは、沖縄の人々の念願でもありました。先の陸上競技大会で日本の国旗が掲げられたのも、民政府の許可があってのことでした。

そこで、東京オリンピックにも何とか参加できる機会がないか模索していました。1962年に、島民の念願がかなって沖縄の聖火リレーが決定したのです。

ついに1964年、本土より一足早い聖火リレーで、沖縄は感動と歓声の渦につつまれました。

切手では、1964年に「オリンピック東京大会沖縄聖火リレー記念」3¢が発行されています。

図柄は、守礼門に五輪マーク。9月6日に聖火が香港から那覇に到着の予定でしたが、台風で遅れ発行日も7日になっています。

2020年には、2度目の東京大会となりますが、沖縄にとっては復帰前と復帰後の感慨深い聖火リレーになりそうです。

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1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

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