1956年愛林週間切手
レア度
買取価格額面通り~少し高い
額面4円
発行年度1956年

「1956年愛林週間」は、第6回の愛林週間を記念して発行されました。

1951年に愛林週間が設定され、対戦で消失した木々の復活を図るための緑化運動です。切手の図柄は、森林のシンプルなイラストがデザインされています。

沖縄戦で焦土と化した森や里の緑化を推進するため、廃墟から少しづつ立ち上がった県民が、ようやく全島ぐるみで緑化運動と植樹祭などに取り組みます。

目的は、荒廃した原野の緑化、森林の保全、防風林の造成、道路の緑化、学校や公共施設の緑化など全ての土地を緑に復興する運動です。

推進のために、植樹祭や育樹祭の開催、緑化ポスターの公募や学校や地域の緑化コンクールなど、「うまんちゅ(県民総ぐるみ)による緑の美ら島づくり」普及のための運動が広がります。

自分たちが植えたさくらや緑の木々を眺めながら、その成長を人々がどれほど楽しみにしたか想像に難くないことです。

切手では、緑化関係が全部で5種発行されています。1951年の「植林記念」3円切手は、植林週間を記念したもので、沖縄の植林の先駆者と言われる蔡温の名前も入れられています。

1959年「全琉緑化推進運動」3¢は、全琉球の緑化運動が琉球政府内にできたのを記念したもので、ドル表記。

1961年と1963年の「全琉緑化推進運動」3¢切手2種は、全島の緑化運動はほぼ終了し、第二次緑化の段階に入り生産林の緑化に重点が置かれています。

「1956年愛林週間」は額面4B円、20万枚発行。買取価格は300円前後になります。

この時代の特徴は、額面が円またはドルなど。B円は、戦後から使用された占領下の正式通貨です。

1958年9月からドルに変換されました。これらの切手はちょうど、円表記とドル表記の切り替えの時期になります。

『1956年愛林週間切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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