1952年琉球政府樹立切手
レア度☆☆☆
買取価格高い
額面3円
発行年度1952年

「1952年琉球政府樹立」は、琉球政府創立記念として1952年4月に発行されました。図柄は懸賞公募されたもので、ハトと若葉に沖縄の地図がデザインされています。

琉球政府樹立の経緯は、1950年に奄美、沖縄、宮古、八重山の4群島の知事が日本への復帰運動を起こしたため、占領軍の支配のもと臨時中央政府が作られ復帰運動を抑制しました。

この行政組織を基板として創立されたのが琉球政府です

琉球の郵便事情も琉球政府と同じような経緯をたどっていきます。戦後すぐは一枚の紙すら入手するのが困難で、手作りの封筒もあったそうです。配達地域も限られていて、1946年7月まで郵便は無料でした。

奄美、沖縄本島に続いて久米島、宮古など料金や図柄がばらばらの暫定切手が出ていましたが、1949年8月に琉球全土で封書1円、はがき50銭に郵便料金が統一されました。

こうして誕生したのが琉球郵便と呼ばれる切手で、1972年に日本に復帰するまで228種が発行されています。中でも、ドルに変換されるまで約10年間のB円切手が、人気の高いものとなっています。

B円切手とは、米軍に従事している人が基地の外で買い物をする時に変換された「B円軍票」が沖縄の正式通貨でした。郵便もB円切手として、別にジャンル分けされています。

特に「天女航空」1959年、「第一次動植物」1959年、「組踊り小型シート」1970年などが、手に入りにくい珍しいものです。

額面3円、30万枚発行。今では、デッドカントリーとなった国の創立記念の切手として、またB円の特徴も備えており、収集家の間では価値のある切手です。

現在、中古市場で1枚数千円のプレミアムがついています。

『1952年琉球政府樹立切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

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