1951年植林切手
レア度☆☆
買取価格額面通り~少し高い
額面3円
発行年度1951年

意匠となっているのは、琉球に自生する松と、蔡温(さいおん)という、琉球に多大なる貢献をした人物の名前が見受けられます。なので、この切手は“蔡温切手”と呼ばれることもあります。

琉球に自生している通称“リュウキュウマツ”は、沖縄県の県木です。主として沖縄県の南西の方向の海岸近辺で見受けられます。

明治時代が過ぎると、小笠原諸島にも植林され、父島と母島でよく見受けられるようになりました。

また 蔡温は、琉球で政治を行っていた人物であり、今現在の政治体制の基盤といえる、民衆支配の“約束ごと”を定めました。

彼が産声を上げたのは、今は那覇市久米と呼ばれている場所です。

彼が記した自伝によれば、少年時代では反抗的かつ慢性的な性格だったとなっています。17歳になると勉強に目覚め、20歳くらいまで論語などたくさんの書物を読みふけりました。

19歳で通訳の仕事をするように命じられ、21歳になると、漢文の読み方を教える先生となり、25歳になると、講談という学業を教える立場になりました。

27歳になると、進貢存留(しんこうそうりゅう)役になり、存留通事として、中国の清の福州(ふくしゅう)へ派遣されます。

そこで陽明学への理解を深めていき、日本へと帰国します。1712年に国師というとても高い位の役職に就任して、琉球王国の方向性を決められるようになります。

それから10年がたち、彼が47歳のときに琉球王国の最高責任者である三司官となります。役人や農民の道徳を纏めた“御教条”を公布して、琉球が処分されるまで教科書のように扱われました。

それから、農業の仕組みや経営の仕方を纏めた“農務帳”も記しています。

買取価格は美品で2,000円ほどになります。

『1951年植林切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

沖縄切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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