レア度 | ☆ |
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買取価格 | 額面通り |
額面 | 15円 |
発行年度 | 1969年 |
第1次国宝シリーズ切手として八角三重塔切手が発行されました。
額面は15円となります。1969年2月10日に発行され、1シートは20枚です。発行枚数は2,100万枚となります。
切手の買取価格は1枚数十円、20面シートは400円程度となります。
図柄には安楽寺八角三重塔が使われており、切手1面に八角三重塔が大きく描かれています。
安楽寺八角三重塔は1952年に国宝となりました。長野県としては初めての国宝指定です。現存する日本最古の八角形の塔となります。
八角塔はそれまでも建てられてはいましたが、火災や戦火に遭い今日まで存在している最古の八角塔は、この安楽寺八角三重塔です。
安楽寺八角三重塔は建造年代がはっきりとは判別していなかったのですが、近年になって使われている木材の測定を行ったところ、1290年代に建てられたのが判りました。
鎌倉時代に中国から禅宗の教えが入り、その禅宗の寺が国内でも建築されるようになります。八角三重塔は禅宗の建築様式となっています。
この禅宗の建築様式を取り入れた八角三重塔はその当時の中国の建築様式を忠実に建築する事を目指して建てられました。
それまでも中国の建築様式を取り入れてきましたが、その建築様式は時代が経つにつれ日本独自にアレンジされていきました。それが禅宗の建築様式でまた中国の建築様式を取り入れていったのです。
安楽寺八角三重塔を拝観するのには、300円かかります。小中学生は100円となります。拝観可能時間は3月~9月は8時~17時、11月~2月は8時~16時となっています。
この地には寺院が数多く集まっており、信州の鎌倉とも呼ばれています。
国宝や重要文化財が数多く有り、観光地としても魅力的な街になっています。また、この地方の有名な温泉処として、別所温泉があります。
『八角三重塔切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう
国宝シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。
希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。
一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。
1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。
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