レア度 | ☆☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
額面 | – |
発行年度 | 1954年 |
日本だけに限らず、外国には様々なデザインの切手がたくさんあります。人物や風景、建物などがデザインとしてよく使われますが、飛行機が描かれている切手というのもあるんです。
今回は、そんな飛行機をモチーフにした切手の内の一つである、1次航空機シリーズについてご紹介していきます。
1次航空機シリーズは、1954年にフランスで発行されました。切手は4種類あり、それぞれミステール4号、ノラトラス号、マジステール号、プロバンス号という飛行機が描かれています。
私達に馴染みのある、交通手段での飛行機ではなく、多くが戦闘機や貨物輸送機などの目的で、使用されていました。
この4種類の内、ミステール4号について、少しご紹介していきたいと思います。ミステール4号は、戦闘機として使われていた飛行機です。
今なお緊張関係が続いてるパレスチナとイスラエルにおいて、特に戦争が激しかった時期に起こったスエズ動乱で、多く活躍していました。
1950年頃と言うと、フランスは外交面的にも、現在に負けず劣らず強い影響力を持っていた国です。第二次世界大戦が終わった後も、先に述べたスエズ動乱のように、戦争にフランスは大きく関わってくることも多いです。
そんな時に活躍するのが戦闘機で、その時代において戦闘機とは、言わば国を強さを表すものでした。
そのような時代背景を考慮すると、戦闘機などの飛行機が、切手のデザインに採用される理由が分かります。
フランスの飛行機は特に優れていたので、ミステール4号においてはスエズ動乱の後、イスラエルやインドに輸出されて、さらに使われました。
1次航空機シリーズは、外国切手であること、さらには発行してから50年以上も経っているので、かなり価値は高くなっています。
4種類全てで美品ならば4万円ほどにはなるようです。通常の状態のものでも、約1万円から2万円の価値は付きます。
『1次航空機シリーズ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手鑑定士が在籍する業者に売る
外国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。
金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。
2,高く売るポイントは2社以上の査定
切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。
査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。
下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。