鳥居言人画切手
レア度
買取価格額面通り
額面60円×2枚
発行年度1988年

1988年に発売された鳥居言人画は、美しい2人の女性がデザインされている切手です。

一つは、真っ赤な着物を着た女性の後ろ姿が描かれています。首元は涼しげな抜き襟となってとり、さらにはうちわを持っているので、季節は夏でしょうか。

もう一つは、黒を基調とした着物に、赤の可愛らしい帯を巻いている妖艶な女性です。

鳥居言人は一般的には、鳥居清忠(きよただ)と呼ばれることが多いです。ちなみに言人は、「ことんど」と読みます。あまり聞き慣れない名前ですね。

清忠の父親は、歌舞伎の絵を描く絵師として働いていたので、清忠も必然的に絵に触れる機会が多くなっていきました。

父から絵の技術を学び、また他の画家にも弟子入りして、様々な絵の手法を取り入れていきます。そして最後にたどり着いたのが、美人画です。

美人画とはその名の通り、美しい女性を描くことだと思われがちですが、実は違います。

美しい女性ではなく、女性なら誰もが持っている美しさを表すのです。これを忠実に表すには、画家の鋭い観察力や、雰囲気を感じ取る勘が非常に重要な要素になってきます。

清忠は素晴らしい美人画を、多数この世に残してきました。切手のデザインとなっている絵も、それぞれ「長襦袢」と「帯」という作品です。

描かれている女性は、江戸時代の女性の風貌なのですが、絵のタッチは浮世絵風ではないので、現代人にとってもその美しさがダイレクトに伝わってきます。

それがまた、多くの人々の心を掴んだのでしょう。男性から見て美しいと感じるのはもちろんですが、女性から見ても、思わずため息が出そうなほど美しいです。

切手の額面は60円となっています。大抵買取価格は額面の半分ほどとなることが多いのですが、この鳥居言人画は2枚セットで100円ほどとそれほど価値が値下がりしないため、狙い目となります。

『鳥居言人画切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

切手趣味週間は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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