鳥居清長画 大川端夕涼み図 切手
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2002年

鳥居清長画「大川端夕涼み図」切手は、今から約16年前の2002年に、文化人切手として発売されました。

切手には、3人の女性が川辺で涼んでいる様子が描かれています。着物の袖をまくったりうちわを持っていたりするので、季節は夏でしょう。

鳥居清長は、江戸時代中期に活躍した浮世絵師です。

浮世絵というと葛飾北斎や歌川広重などを思い浮かべがちですが、鳥居もこれらの有名人と並んで、浮世絵師の中では特に名の知れた存在でした。得意とした絵は、女性を描く美人画です。

それまで美人画は、女性だけを描くのが基本でした。つまり、背景などはないということです。

それはそれで女性の洗練された雰囲気が引き立つので素敵ですが、少し面白みに欠けますよね。そこで鳥居は、江戸の情緒溢れる景色を背景として取り入れます。

そうすることでよりリアリティが増し、まさにその女性達が実際に存在しているかのような雰囲気が作り出されました。

これは多くに受け、そして人々の心を鷲掴みにします。現代の私達にとっては当たり前のことでも、当時の人々からすれば斬新で革新的な出来事でした。

浮世絵は、海外から見ても高く評価されていますよね。

その証拠に、世界で知らない人はいないと言っても過言ではないモネやゴッホなど、名だたる著名人に国境を越えて影響を与えました。

もちろん鳥居の美人画も、高く評価され、彼が残した作品は日本のみならず、世界各国の美術館に大切に保管されています。

切手のデザインとなっている「大川端夕涼み図」も、アメリカのシカゴにある美術館に保管されています。

切手の額面は80円となっており、買取価格も額面程度の値段となることが多いようです。

切手の状態によって価値も左右されるのとは十分にありうるので、高く売りたい場合は、出来るだけ綺麗な状態に保つことが必要になってきます。

『鳥居清長画 大川端夕涼み図 切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

文化人切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

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