魚介シリーズ切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1966年

「魚介シリーズ」切手は、昭和41年~42年かけて全12種、発行されました。どれも日本画家による作品で、第一作にはイセエビが取り上げられています。

構図は一匹ずつクローズアップされている魚が多く、イセエビは海底でじっと動かない様子、タイはピチピチと跳ねて元気な姿が描かれています。カツオやブリは悠々と泳ぎ、サケやトラフグはディテールまで描き込まれています。

どれも日本の近海を泳いでいる魚たちで、私たちにも馴染みの深いものばかりですね。

最近は気象の変化で、魚の捕れる場所が変わってきたということを耳にしますが、マダイは瀬戸内海・明石の鯛が有名です。

カツオは太平洋側の枕崎、高知、焼津、「目には青葉山ほととぎすはつ鰹」といわれるくらい、たたきでいたたくと美味しいですね。

マサバは全国どこでもと言いたいところですが、鯖もだんだん高級魚になりつつあります。

サケやスルメイカは、北海道の宝ですね。ブリは、寒ブリが脂がのって美味しいといわれ、日本海の氷見漁港が全国一ではないでしょうか。

トラフグは、下関の天然ふぐを大阪の市場で、年末に数万円の値段で取引されているのを観て、ため息が出ます!コイ、アユ、ウナギは、各地の川の流域で太公望が毎年解禁を待っています。

この年、日本も切手のローマ字表記が義務付けられ、イセエビにもNIPPONと初めて国名が表記されています。

「日本」を「ニホン」か「ニッポン」か議論が重ねられたそうで、振り返ってみると切手1枚発行するにも苦労が重ねられていますね。

魚介シリーズ切手は、イセエビ、コイ、マダイ、カツオ、アユがそれぞれ額面は10円。ウナギ、マサバ、サケ、ブリ15 、トラフグ15、スルメイカ、サザエがそれぞれ額面15円。

現在、単片で30円位、全部揃っていれば200~300円で取引されています。

『魚介シリーズ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。