霧島切手
レア度
買取価格額面通り~少し高い
額面2銭・4銭・10銭・20銭
発行年度1940年

霧島切手は1940年に発売された4枚組の切手になります。

1940年当時ははがきの送料が2銭、手紙の送料は4銭でした。そのため、霧島切手でも韓国岳が描かれた2銭、高千穂岳が描かれた4銭が存在します。

ほかの2枚は10銭切手の鹿児島神宮、20銭切手の六観音池が描かれています。

かなり古い切手ですので、現在の販売価格は2銭切手が120円、4銭切手が360円、10銭切手が3,800円、20銭切手に至っては4,750円とプレミアがついています。

2銭・4銭切手には10銭・20銭切手に比べてプレミアがついていないのは先述したように、2銭・4銭切手が当時の普通はがき・郵便の送料であったため量産されていたという理由からだと考えられます。

霧島は1934年に日本で初めての国立公園として指定されました。

国立公園の歴史をさかのぼると世界的には、1870年代にアメリカで世界初の国立公園が作られました。日本でも1910年代に入ると日本国内でも国立公園をという意見が高まってきました。

それを受け、国内で初めて国立公園として指定されたのが、瀬戸内海、霧島、雲仙の3か所になります。

その後も着々と国立公園は増え、2018年現在日本各地に34個の国立公園が設定されています。

現在では霧島国立公園という名称での登録ではなく霧島錦江湾国立公園として指定がされています。こうなるまでには2回の名称と地域の変更がありました。

まず登録当初である1934年に国立公園に指定されたのは、霧島山などを含めた約200でした。

その後1964年には錦江湾国定公園と屋久島が加わり、霧島屋久国立公園となります。

さらに2012年には霧島国立公園に姶良を含め、代わりに屋久島は独立し屋久島国立公園となり、現在の登録名である霧島錦江湾国立公園(約370?)として指定されました。

切手の買取価格は2銭・4銭が50円、10銭・20銭が1,000円前後になります。霧島の小型シートは美品なら買取価格は4,000円前後となります。

『霧島切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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