雲南のツバキ切手
レア度☆☆
買取価格少し高い~高い
額面
発行年度1979年

日本の切手のデザインを見ていくと、花をデザインしたものが多いということに気がつきます。しかし、日本だけではなく世界を見ても、花をデザインした切手は数多くあります。

そこで今回は、中国の切手、雲南のツバキについてご紹介していきます。雲南のツバキはその名の通り、ツバキがデザインされている切手です。

ツバキというと赤やピンクなどの様々な色を思い浮かべますが、切手にも色鮮やかなツバキが大きく描かれており、その美しさに心が奪われてしまうほどです。

もともと中国のツバキというのは、中国を代表する花である牡丹のように咲くことが特徴です。さらに中国の雲南ではツバキの生産の歴史は長く、特にトウツバキという品種のツバキの栽培が盛んに行われていました。

これらのことから、雲南で咲くツバキとして「雲南のツバキ」と名称が付いたのですね。

雲南のツバキはプレミアム切手であるため、その価値は高く、高値で取り引きされることが多いです。その中でも小型シートは流通量も少ないため、一枚18,000円、状態の良いもので20,000円を超えるものもあります。

また小型シートでなくても、全10種類をまとめて売ると約1,000円ほどの価値にはなるようです。

雲南のツバキは、割と歴史が新しく1979年に発行されました。プレミアム切手というと、歴史が古いものだと思う方も多いと思いますが、どうしてこの雲南のツバキは高値の価値がつくのでしょうか。

その理由は、中国の歴史にあります。中国では1966年~77年にかけて、国外に切手を輸出することが禁止されました。また、それ以前の切手も全て処分されたのです。

そのため、割と新しく感じる切手でも中国の切手の中では歴史あるものとして認識され、プレミアムとなるのです。

『雲南のツバキ切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手鑑定士が在籍する業者に売る

中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。

金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。

2,高く売るポイントは2社以上の査定

切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。

査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。