関東神宮鎮座記念切手
レア度
買取価格少し高い
額面3銭 7銭
発行年度1942年

“関東神宮鎮座記念切手は、関東神宮という神社が建てられたことを記念して、神社が建てられた年と同じ1944年に発行されました。

3銭と7銭の2種類の額面があり、それぞれ茶色と紺色で色分けされています。

関東神宮とは、現在の中国に建てられていた神社です。祀っている神様は、伊勢神宮でもお馴染みの天照大神と、明治天皇の2人というなんとも珍しい組み合わせ。

全ての神として知られる天照大神と天皇を並べて祀るとは、いかに当時の日本が天皇を神格化していたということが、理解出来ます。

1944年に建てられた関東神宮でありましたが、翌年の1945年には取り壊されてしまいました。関東神宮鎮座記念は、今はなき関東神宮の歴史を物語る重要な切手であると言えます。

そしてこの関東神宮鎮座記念は、戦争中に発行された最後の記念切手でもありました。

戦争中に発行された切手の数というのも、そもそも少ないですので、関東神宮鎮座記念はそのような背景を考えても、かなり貴重な切手です。

買取価格は3銭は約300円、7銭はそれより100円高い約400円となることが多いようです。

貴重な切手にしては、それほど高くないのでは?と感じられる方もいると思いますが、戦争中に発行されたものは、総じて品質があまり良くないものが多いです。

ですので、300円から400円の価値が付けられるということはそれほど悪いことではありません。

もちろん、全ての切手がこれくらいの値段が付くというわけではなく、その時の状態によって、買取価格は変動します。高く買い取ってもらうためには、出来るだけ切手を、良い状態にしておくことが大切です。

また関東神宮鎮座記念は使用済みの方が値段が高くなるようです。

『関東神宮鎮座記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績の豊富な業者に依頼する

記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。

もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。

記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。

2,査定なら2社以上がおすすめ

買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。

もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。