開国1周年 東北貼用 初版切手
レア度☆☆☆
買取価格少し高い~高い
額面
発行年度1950年

1950年に発行された、中華人民共和国の開国1周年を記念するために作られた中国切手です。小型の4種であるものと、大型の1種のものというように、5種セットとなっています。

今回紹介しているのは東北貼用の初版タイプですが、東北貼用でない再販タイプもあります。けれども、買い取り価格がそれぞれ違っていて、再販のほうですと価格は下がってしまいます。

その額は、初版ですと50,000円前後、再販ですと1,000円程度というように、大きな差があり、まったく価値が違うことが分かります。

それでは、初版と再販を見分けるにはどのようにすればよいのでしょう?もちろん切手査定のプロに頼むのもよいのですが、この切手のデザインを見れば私達も見分けることは可能です。見分け方は先程紹介した小型の4種と大型の1種で違ってきます。

まず、小型の初版は、国旗の竿の根元にある「1周年」の文字において、「1」の数字に巻き付いているリボンが切れた絵となっています。それに対し、小型の再販は、「1」の数字に巻き付いているリボンが続いている絵が描かれています。

そして、大型の初版は「1」の数字の葉の周りの色が赤みがかった茶色になっています。一方、大型の再販は「1」の数字の葉の周りの色が灰色がかっています。

また、大型は、国旗のスクリーン線数という、国旗部分をルーペで見てみた際に、細かい点が斜線上に何重にも並んでいるものの角度を計ったものが違ってきます。その値は、初版は45°になっており、再販は72°となっています。

また、中国切手につけられている、おおよその発行年数の目安となる編号は、この切手においては「紀6」です。この「紀」は記念切手を表しています。

そして、「紀」の後の数字は、紀の編号になってから何番目に発行された記念切手であるかを示しており、6番目ということが分かります。

『開国1周年 東北貼用 初版切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手鑑定士が在籍する業者に売る

中国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。

金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。

2,高く売るポイントは2社以上の査定

切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。

査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。