銀閣切手
レア度
買取価格額面通り
額面15円
発行年度1969年

「銀閣」は、昭和44年に第1次国宝シリーズ第5集・室町時代で発行されました。

正式名称は「東山慈照寺」といい、室町幕府八代将軍の足利義政によって創建されました。

切手の写真は、池の前に立つと見える静かにたたずむ銀閣寺です。

総門をくぐると、竹垣に導かれるように中門へと続き、そこを入ると現れるのがこの建物です。2層構造で、1階は心空殿という書院、2階は潮音閣という仏間となっています。

ピンと張った白い障子戸と飾らない板張りで囲まれた外観、鐘楼を形どった3つの障子窓が印象的です。

庭園づくりにも義政がたずさわり、苔寺で有名な西芳寺の庭園を模しているといわれます。

銀閣の内部には一般は入れませんが、部屋の中から庭を眺めることができたら、額縁で切り取ったような障子窓からの四季折々の眺めはどのように映るのでしょうか。

庭内の白砂を盛った銀沙灘や向月台と呼ばれる砂山など、銀閣とのコントラストも面白いです。

政治より文化、茶道や華道をたしなんだ義政は、侘び寂びの原点ともいわれる東山文化を築きましたが、義政は銀閣の完成を待たずに亡くなり「銀閣慈照寺」と名付けられました。

よく比較される金閣は、3代将軍の足利義満が建てた、華麗で豪華な北山文化を代表する建造物です。

正式名称は「鹿苑寺金閣」といい、3層からなる建物の2層分の外壁一面に金箔が貼られています。

平成6年、「金閣寺」「銀閣寺」とともに世界遺産に登録され、京都を代表する観光スポットとなっています。

切手は額面15円、2100万枚発行。切手の買取価格は1枚数十円、20面シートは400円程度となります。
 
第1次国宝シリーズの室町時代で、「安楽寺八角三重塔」・ 雪舟「秋冬山水図」も発行されています。

『銀閣切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者で査定をしてもらう

国宝シリーズ切手はシリーズものなのでコレクターにとっては集めるのが楽しい切手になります。

希少価値が高い種類は多くありませんが、需要が高いのでシリーズが揃っていると切手買取業者ならプラスαを加算してくれることがあります。

一般的な中古買取ショップの場合、販売ルートを持っていないので一律の安い金額で買取りされる可能性があります。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

買取価格は切手買取業者ならどこでも同じというわけではなく、価値のつけ方に違いがあります。

1枚だと少しの金額差でも数十枚、数百枚になると大きな金額差となります。そのため高く売るには2社以上に査定をしてもらうと損をせずに売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。