鉄道70年記念切手
レア度☆☆
買取価格少し高い
額面5銭
発行年度1942年

1942年に発行された鉄道70年記念切手は、日本最古の鉄道切手です。

1942年から70年前…つまり、1872年に初めて日本の鉄道が開通しました。現在では鉄道は日本の主要交通機関ですが一世紀半前から日本に鉄道が走っていたということです。

世界で初めて鉄道が利用され始めたのは1825年のイギリスであり、その30年後に日本に蒸気機関車が入りました。

イギリスで利用された最初の鉄道は石炭運搬が目的で開発され、日本に蒸気機関車が入ってきた当時の利用目的も同様でした。
1872年に新橋駅と横浜駅(現桜木町駅)区間の開通が日本の鉄道開業と言われています。

日本の蒸気機関車が本格的に使用され始めたのは第二次世界大戦前であり、様々な列車でスピードの向上や増発が研究・開発された時代でした。

切手に描かれているC59形も活躍した時代であり、この頃から国産電気機関車の登場をはじめとして、日本国内で鉄道技術が発展していきました。

発行日は1942年10月14日で、額面は5銭切手の一種類のみが発行されました。

当時は戦争中だったこともあり、「シンガポール陥落記念」、「満州国成立10年記念」、「大東亜戦争1年記念」といった戦争に絡む記念切手ばかりが発行される中で、戦争以外のものを扱った非常に珍しい切手でした。

図柄は蒸気機関車C59形となっています。鉄道70周年を記念して、同日に記念式典も行われました。

鉄道70年記念切手の価値や買取価格は、美品であれば相場は400円前後、買取価格は1枚300円程度になります。

現在でも様々な鉄道切手が発行されており、鉄道ファンのみならず鉄道切手のみを収集する愛好家も存在するため、需要はあるでしょう。

そういった意味では、一部の鉄道切手収集家に対してであれば、より高い価格での販売が成立することも見込めます。

ただし、状態によって価格も左右されるため美品が望ましいと言えます。

『鉄道70年記念切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,買取実績の豊富な業者に依頼する

記念切手は希少価値が高く高額買取りになる種類が含まれています。

もし金券ショップや一般の中古買取店に売ると、正確な価値がわからず安い値段で引き取られてしまう可能性があります。

記念切手の買取実績が豊富な業者に査定を依頼することが損をしないコツになります。

2,査定なら2社以上がおすすめ

買取業者によって査定金額は異なりますが、レア切手の場合は業者によって金額が大きく異なることがあります。

もし1社目が5万円だったとしても、2社目がその倍ぐらいの値段になるケースも実際にあります。損しないためにも複数査定がおすすめです。

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