鉄道シリーズ 第1集
レア度
買取価格額面通り
額面80円
発行年度2013年

日本の鉄道車両などを題材としたシリーズの第1弾で、特殊切手の扱いになります。

発行は、2013年(平成25)10月11日(金)で、「鉄道の日」に合わせています。

ちなみに、鉄道の日とは、1872年(明治5)10月14日に新橋-横浜間に最初の鉄道が開通したことを記念して、1994年(平成6)に制定されたものになります。

この日の週末には毎年、都内で開かれる「鉄道フェスティバル」をはじめ、全国各地で色々な記念行事が開催されてもいる大規模なものです。

切手自体は1シート構成の物となり、80円郵便切手を10枚編成で構成しています。

その内訳は、
(1)東京駅丸の内駅舎
(2)小田急電鉄3000形
(3)日本国有鉄道151系
(4)近畿日本鉄道10100系
(5)日本国有鉄道キハ81系
(6)名古屋鉄道7000系
(7)近畿日本鉄道20100系
(8)小田急電鉄3100形
(9)日本国有鉄道0系
(10)東日本旅客鉄道E5系
となっています。

なお、シート余白には東京駅「丸の内駅舎」全景と、東日本旅客鉄道E5系 「はやぶさ」が描かれています。

イラスト調のデザインですが、原版は写真であり、それを監修/「鉄道友の会」のもと、切手デザイナーを丸山 智氏が手掛けました。

写真提供は、次のとおり。
(1)、シート余白 東日本旅客鉄道株式会社
(2)(8) 小田急電鉄株式会社
(3)(5)(9)(10) 鉄道友の会
(4)(7) 近畿日本鉄道株式会社
(6) 名古屋鉄道株式会社

版式刷色はグラビア6色で、発行枚数は200万シート。シート寸法は、縦が140.25mm、横が212.5mmとなります。

販売は、特定の郵便局ではなく、全国の郵便局などで取り扱われました。売価は、1シート800円になります(80円切手×10枚)。

なお、取り上げられた図柄の基準は、日本鉄道賞を受賞した駅舎と、ブルーリボン賞を受賞した鉄道車両になっています。

日本鉄道賞とは、「鉄道の日」創設の趣旨である「鉄道に対する国民の理解と関心をさらに深めてもらう」と同時に、鉄道の今後より一層の発展を期することを目的として、2002年(平成14)に「鉄道の日」実行委員会が創設した表彰制度です。

ブルーリボン賞は、日本の鉄道車両の進歩と発展に寄与することを目的として、1958年(昭和33)に、鉄道愛好者の全国組織になる団体、「鉄道友の会」が創設した表彰制度です。

この切手の現在の入手手段は、専門店やネットショップ、オークションが中心ですが、切手自体は全国区で販売されたことから、特別希少価値が付いている、という訳ではなく、常識的な価格で購入できます。

なお、同シリーズはこの後も発行がされ、現在は、2017(平成29)年10月4日(水) に発売された第5集までがあります。

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1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

特殊切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

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