鈴鹿切手
レア度
買取価格額面通り
額面20円
発行年度1973年

1973年に発行された鈴鹿国定公園切手は、自然豊かな山々が描かれている切手です。額面は20円となっています。

鈴鹿(すずか)国定公園は、切手が発行される約5年前の1968年に認定されました。たくさんの山々が連なっていることが特徴的で、その数はなんと17にものぼります。

その中の一つ、御在所岳(ございしょだけ)には、湯の山温泉があります。

辺り一帯は旅館やホテルが立ち並ぶ温泉街となっており、自然豊かな山を感じながら温泉に入れるということで、全国からたくさんの人が訪れる人気の観光スポットとなっています。

湯の山温泉の歴史は古く、1,000年以上も前の718年に発見されました。

当時、この湯に浸かって傷を癒している鹿を見つけたことから偶然発見されたようなのですが、人間のみならず動物達も癒すとは、とても気持ちのいい湯であるのでしょう。

もちろん、動物の傷に効く温泉であるのなら人間にも効かないはずはありません。

それからずいぶん歴史が流れ、明治に入って行われた西南戦争の際には、戦争で負傷した戦士達をこの湯に浸からせ、傷を癒しました。

その時に湯の山温泉に入った戦士達は感激を受け、とてもよい温泉があると周りに伝えたことが、湯の山温泉の名が知られるきっかけとなったそうです。

多くの文学・舞台作品にも登場しており、有名なところで言うと、松本清張や男はつらいよシリーズでしょうか。

実際に湯の山温泉に行かなくとも、作品を通して雰囲気を感じてみる、なんていうのも趣があって良いかもしれませんね。

鈴鹿国定公園の買取額は、額面の半分の約10円ほどとなっています。一枚で売ってもそれほど値が張るというわけではないので、まとめて売りに出した方がオススメです。

『鈴鹿切手(2種)』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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