金剛生駒切手
レア度
買取価格額面通り
額面10円
発行年度1962年

1962年に発売された金剛生駒(こんごういこま)切手は、1958年に国定公園に指定された金剛生駒国定公園をモチーフにした切手です。

この公園は大阪と奈良、そして大阪と和歌山の県境にある山脈を中心に構成されています。

山脈の中でも一番高い山が、金剛山です。高さは1.125mあり、金剛生駒国定公園で1,000mを超える山は金剛山のみとなっています。

日本各地にある山々の歴史を見てみると、度々「修験道」という言葉が出てきますよね。

修験道は簡単に言うと、山に何日間も篭って普段の生活から身を離し、厳しい修行を行うということです。きちんと真面目に修行を行えば、悟りを得られるとされています。

そしてこの修験道が初めて行われた山が、金剛山なのです。修験道を開いたのは、役小角。彼はまだ若い16歳の時に金剛山に篭って修行を行い、その後全国各地の霊山でさらに修行を重ねました。

修験道の開祖ということから、役小角=僧というイメージを持つ人も多いと思いますが、実は僧ではなく呪術者だったんです。

たくさんの術を自由自在に操れ、なんと大化改新て有名な中臣鎌足が病気で苦しんでいた際には、得意の術で病気を治したそう。役小角がいなければ、中臣鎌足もあれほどの活躍は出来なかったかもしれませんね。

優れた術を持っていたからでしょうか。ある時、見に覚えのない罪を着せられ、遠く離れた地に流されることになります。その罪によると、鬼を術で縛り付け、水を汲みに川へ薪を取りに山へ行かせたりしていたそうです。

強くて怖い、悪さをするようなイメージがある鬼を操れるという噂が流れるとは、役小角がどれほどの力を持っていたのかを指し示す、一種の証拠でもありますよね。

そんな人物が修行を行った山とあって、金剛山には何か不思議なパワーが宿っているように感じます。

切手の買取価格は10円前後になります。

『金剛生駒切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の鑑定士がいる業者に申し込む

国立公園シリーズ切手は歴史が古くたくさんの種類が発行されていて、古い種類ほど希少価値が高くなっています。

しかし金券ショップや一般の買取店で買取りをすると、1枚ずつ査定されることは少なく安い金額で買取りされてしまいます。

切手の価値を正確に判定できるのは、切手買取店い在籍する熟練の切手鑑定士になります。

2,高く売る秘訣は2社以上で査定

実は買取業者によって査定額には差があります。特に希少価値が高い切手や枚数が多いと査定額の差も大きくなります。

数万円の差がつくことも珍しくありません。そのため2社以上に査定額を出してもらうのが高く売る秘訣になります。

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