レア度 | ☆☆☆☆☆ |
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買取価格 | お宝級 |
額面 | 24セント |
発行年度 | 1918年 |
■いつ頃できた切手
1918年
■発行数
100枚
■その切手に関する豆知識
逆さまジェニー(逆さのジェニー)とは、複葉機(羽が2枚以上ある飛行機)でジェニーの愛称で呼ばれていたカーティスJN-4Hが逆さまに印刷されている切手のことです。
この切手は4枚つづりで1つとして作成されましたが、製造過程で100枚分だけ誤って逆さまに刷られてしまい、販売されてしまった印刷ミスの切手です。
それが切手コレクターの間では、「逆さまジェニー」の愛称で呼ばれています。
1番初めにこの切手を発見したのはウィリアム・ロビーさんという方で、1918年5月24日に24ドルで購入しました。その7日後にウィリアムさんは1万5,000ドルという高価な価格で売りに出します。
この逆さまジェニーの過失で、郵送関係の方々は世間より白い目で見られるようになり、その当時、実験的に行っていた航空便プログラムには懐疑的な目が向けられました。
切手は取引される間に切り分けられて、価格は右肩上がり、逆さまジェニーは1枚がなんと50万ドル(当時の日本円で6,300万円)という破格にもなったことがありました。
2014年に行われたオークションでは、最高値の950万ドル(日本円で9億7,000万円)という値段で落札されました。
この切手は世界に100枚しか存在しておらず、世界で1番有名な切手として扱われています。
なお、2016年の6月3日に、アメリカのニューヨークで2016年6月2日、盗まれていた逆さまジェニーが61年ぶりに発見されて公開されました。
この逆さまジェニーは切手コレクターが催した会合で盗難にあったうちの1枚です。
また、2006年にはアメリカのフロリダ州で中間選挙の不在者統計の集計をしている中で、逆さまジェニーが見つかったと報告されています。
その逆さまジェニーは約20万ドル(日本円で約2,350万円)に値する価値があります。持ち主は不明とのことです。
『逆さまジェニー切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,切手鑑定士が在籍する業者に売る
外国切手は種類が非常に豊富なので、正確な価値は経験豊富な切手鑑定士がいる業者に見てもらうしかありません。
金券ショップや中古買取店だと切手の価値を判断できず、希少価値の高い切手でも数十円などで買い取られる場合もあります。
2,高く売るポイントは2社以上の査定
切手を高く売るには複数の買取業者に出すことがポイントになります。
査定額は買取業者によって異なり、価値の高い切手であればその差は数倍になることも珍しくありません。
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