足利学校切手
レア度
買取価格額面通り
額面50円 80円
発行年度2001年

切手「足利学校」(あしかががっこう)は、平成13年のふるさと切手として発売された物です。

発行日は、平成13年(2001)5月11日(金)。50円郵便切手と80円郵便切手の2種類が発行され、原画作者は、日本画家である青木 捷平(しょうへい)氏がどちらも手掛けています。

版式刷色はグラビア5色で、80円郵便切手は、「新緑の景色の中に、足利学校を象徴するものの一つとして知られる学校門」を、50円郵便切手は、「秋深まる景色の中に足利学校の全景」が描かれています。

シートでの販売は、50円郵便切手と80円郵便切手がそれぞれ10枚の計20枚(縦5枚・横4枚)で構成されます。

日本郵政の商品の一つで、記念切手を収納したペーンは、それぞれが5枚で2種連刷の状態になっています。

現在の入手方法は、インターネット上やネットオークションで出品が見られ、価格も正価の物がほとんどであります。2種連刷、ペーン仕様の販売も見られ、希少価値という点では、それほどの物ではありません。

「足利学校」は栃木県足利市にある「国指定史跡」であり、現代までに残っている「教育の原点」、また、日本最古の「学校」とも言われています。指定の年度は古く、大正10年(1921)になります。

平成2年(1990)には、方丈や庭園を復元。平成27年(2015)に、史跡足利学校跡を含む「近世日本の教育遺産群ー学ぶ心・礼節の本源ー」として、日本遺産にも指定されました。

現在の足利学校は、有料での参観が可能であり、一般は420円(税込)となります。

切手にも描かれた学校門は、寛文(かんぶん)8年(1668)に創建され、扁額(へんがく)「學校」の文字は明人 蒋龍渓(しょうりゅうけい)が弘治元年(1555)に来日した時の書を、当時の国史館の狛庸(こまやすし)が縮模したものです。

開校当時の教育内容は、儒学が中心で、そのほか、併行して兵法や医学なども教えていました。

切手を買取業者に出す場合、買取価格は10枚シートで600円前後になります。

『足利学校切手』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,切手専門の買取業者が有利

ふるさと切手は様々な種類があり図案の面白さからコレクターから人気があります。高額買取りになる種類は少ないですが、需要が高いのが特徴です。

もし金券ショップや総合買取店で売ると一律の低価格となるためメリットはありません。切手専門の買取業者なら販売ルートを持っているのでプラスαの価値が期待できます。

2,1社だけの査定はもったいない

切手の枚数が多いほど査定額の差は大きくなります。そのため査定に出すのが1社だけではもったいないのです。

ある切手買取業者で金額が安くても、別の業者ではプレミアム切手を見つけてくれて数倍以上になる可能性もあります。そのため2社以上に出すことがおすすめです。

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